②日本で働くのに必要な日本語レベルは？

リスニングをきく

日本にほんで働はたらくのであれば、ビジネスレベル（JLPT N2以上いじょう、もしくはそれ同等どうとうの会話力かいわりょく）が求もとめられます。

もちろん会話かいわだけでなく、漢字かんじの読よみ書かきも上級じょうきゅうレベルであることが必須ひっすです。

このレッスンでは、どのくらいの日本語力にほんごりょくがあれば、面接めんせつに進すすむことができるのか、について詳くわしく学まなんでいきます。

書類選考しょるいせんこうに合格ごうかくするためには、JLPTが必要ひつようになります。

というのも、多おおくの会社かいしゃで外国人がいこくじんを採用さいようする際さい、一ひとつの採用指針さいようししんとなるのが、JLPTです。

Ｎ２、ないしはＮ１以上いじょうの日本語力にほんごのうりょくを求もとめる会社かいしゃがほとんどなので、JLPTを持もっていないと書類選考しょるいせんこうで不合格ふごうかくになってしまいます。

外国人がいこくじんが日本企業にほんきぎょうへ１００社応募しゃおうぼした場合ばあいの、書類選考しょるいせんこう通過率つうかりつは以下いかの通とおりです。

※外国人がいこくじんを採用さいようする会社かいしゃの採用担当者さいようたんとうしゃアンケート参照さんしょう

つまり、N2以上いじょうに合格ごうかくしておけば、ほとんどの会社かいしゃで書類選考しょるいせんこうに合格ごうかくできて面接めんせつに進すすめます。

ただ、面接めんせつで合格ごうかくできるかは別べつの話はなしになってくるので、別途面接対策べっとめんせつたいさくが必要ひつようとなります。

JLPTが無なくても応募おうぼできますし、内定ないていも出でますので安心あんしんしてください。

JLPTが無ない場合ばあい、以下いかの基準きじゅん/経験けいけんが書類選考しょるいせんこう通過つうかの判断材料はんだんざいりょうとなります。

JLPTは採用基準さいようきじゅんの１ひとつですが、JLPTを持もっていなくても日本語にほんごが話はなせる人ひともいれば、物理的ぶつりてきに受験じゅけんできないなど、やむを得えない理由りゆうで持もっていない人ひともいます。

なので、実際じっさいは会あってみて判断はんだんしてみる会社かいしゃも増ふえてきているのが現状げんじょうですが、JLPTを持もっていれば鬼おにに金棒かなぼうですね。

結論けつろん、JLPTが無なくても日本語にほんごを使つかった経験けいけんや、留学経験りゅうがくけいけんがあればある程度考慮ていどこうりょされて書類選考しょるいせんこうに通過つうかできるケースもあります。

では、JLPTもなく、日本語にほんごを使つかった経験けいけんもない人ひとはどうなるのか？

それは、日本語にほんごが上手じょうずに話はなせるということを応募書類おうぼしょるいで伝つたえることができれば、面接めんせつに進すすむことができます。

履歴書りれきしょや職務経歴書しょくむけいれきしょは日本語にほんごで書かくのはもちろんのこと、応募書類おうぼしょるいにどのくらい日本語にほんごができるかを書かきましょう。

主観的しゅかんてきな意見いけんでもいいですし、日本語にほんごレベルを証明しょうめいできるものであればなんでも大丈夫だいじょうぶです。

次つぎのようなことを書かいておきましょう。

これらを応募書類上おうぼしょるいじょうに書かいておくと、面接官めんせつかんは「もしかしたら日本語にほんごが上手じょうずかもしれないな？一度会いちどあてみるか？」と思おもってもらい、面接めんせつに進すすむことができます。

また、応募おうぼする際さいも、メールの文章ぶんしょうにビジネス日本語にほんごをたくさん使つかってアピールしましょう。

メールで応募おうぼするときは、こちらをご活用かつようください。

このようにメールの内容ないようも、まるで日本人にほんじんが打うったような内容ないようであれば、日本語にほんごだけでなく、ビジネスマナーも備そなわっていると思おもわれて、会社かいしゃへ好印象こういんしょうを与あたえることができます。

JLPTもなく、日本語にほんごを使つかった経験けいけんや来日経験らいにちけいけんもなく、そして日本語にほんご能力のうりょくを証明しょうめいするものない場合ばあいはどうするのか？

日本人にほんじんの転職てんしょくエージェントを通とおして応募おうぼしましょう。

これが、書類選考通過率しょるいせんこうつうかりつが一番高いちばんたかい方法ほうほうです。

エージェントは、あなたのこれまでのスキルや経験けいけんを会社かいしゃへ伝つたえるだけでなく、あなたの日本語力にほんごりょくも伝つたえてくれます。

ただ、ある程度ていど日本語にほんごを話はなすことがないと（最低さいていでもN4レベルが必要ひつよう）、互たがいにコミュニケーションがとれず、エージェントもあなたの日本語力にほんごりょくを会社かいしゃへアピールすことができません。

全まったく話はなせないと、そもそも求人きゅうじんを紹介しょうかいしてもらえないので、日常会話以上にちじょうかいわいじょうの日本語にほんごレベルの人向ひとむけの方法ほうほうです。

転職てんしょくエージェントを通とおして応募おうぼする際さいは、できるだけビジネス日本語にほんごを使つかったり、N2のテストで出題しゅつだいされるような単語たんごを使つかってコミュニケーションを取とりましょう。

そうすることで、「日本語力にほんごりょくが高たかい」とエージェントに思おもわせることができるので、書類選考しょるいせんこうに通過つうかすることができます。

書類選考しょるいせんこうに合格ごうかくして、面接めんせつに進すすむことができるのか？

このようにして応募おうぼしましょう。

自分じぶんに合あった方法ほうほうで企業きぎょうに応募おうぼしましょう。

ただ、いずれにしてもJLPT N2は必要ひつようとなりますので、応募前おうぼまえに合格ごうかくしておくことを目標もくひょうに、引ひき続つずき勉強べんきょうを頑張がんばってください。

JLPTの問題もんだいを解とく