③日本語学校にはどのくらい通うべきか？

リスニングをきく

日本にほんで働はたらくには、もちろん高たかい日本語にほんごレベルが必要ひつようですが、同時どうじに仕事しごとの経験けいけんやスキルも求もとめられます。

日本語にほんごレベルを上あげる方法ほうほうはいくつかあります。

この３みっつの勉強方法べんきょうほうほうは、どれも日本語にほんごレベルは上あがりますが、日本企業にほんきぎょうから内定ないていが出でやすいのは、次つぎの①から③のどれかわかりますか？

この中なかに、一番良いちばんよいおすすめの方法ほうほうと、あまりおすすめしない方法ほうほうがあります。

このレッスンでは、どの方法ほうほうがベストなのかついて詳くわしく学まなびます。

今いまからおすすめする方法ほうほうを実践じっせんすることで、日本企業にほんきぎょうから内定ないていをもらえることもあるので、ぜひ参考さんこうにしてください。

それぞれの勉強方法べんきょうほうほうとメリット/デメリットをまとめました。

では、どの方法ほうほうが一番良いちばんよいのかと言いうと、① 母国ぼこくで働はたらきながら学校がっこうに通かよい、日本語にほんごを学まなぶです。

なぜなら、中途採用ちゅうとさいようの場合ばあい、企業きぎょうはブランクがない即戦力そくせんりょくを採用さいようしたいからです。
（母国ぼこくですでに仕事しごとをしていて、日本にほんの会社かいしゃへ転職てんしょくする際さいは中途採用ちゅうとさいようになります。）

仕事しごとしながら日本語学校にほんごがっこうで勉強べんきょうするのは大変たいへんかもしれません。

また、残業ざんぎょうが発生はっせいすると、学校がっこうを休やすむ必要ひつようもあるので、日本語習得にほんごしゅうとくまでに時間じかんもかかってしまいます。

ただ、仕事しごとはしているので、ブランクは空あかずに経験けいけんを積つみながら、そして、スキルを伸のばしながら日本語にほんごを学まなべます。

前述ぜんじゅつしたように、中途採用ちゅうとさいようの場合ばあい、会社かいしゃは即戦力そくせんりょくのみを採用さいようしますが、ブランクが空あきすぎると即戦力そくせんりょくとは見みなされず、不採用ふさいようになる可能性かのうせいがあります。

大変たいへんかもしれませんんが、母国ぼこくで仕事しごとでスキルを磨みがきながら、日本語にほんごを学まなび、ある程度話ていどはなせるようになれば積極的せっきょくてきに日本企業にほんきぎょうへ応募おうぼしましょう。

では、おすすめしない方法ほうほうは、

この２ふたつです。

なぜかというと、② 日本にほんに行いくことを前提ぜんていに仕事しごとを辞やめ、母国ぼこくの日本語学校にほんごがっこうで日本語にほんごを学まなぶは、仕事しごとを辞やめるので、その間あいだブランクが空あきます。

ブランクが空あくと即戦力そくせんりょくではなくなり、不採用ふさいようになることがあります。

また、③ 日本にほんへ行いき、日本にほんの語学学校ごがくがっこうで日本語にほんごを学まなぶも、同様どうように仕事しごとをしておらず、ブランクが空あくので即戦力そくせんりょくではないと判断はんだんされて、不採用ふさいようになる可能性かのうせいがあります。

また、学生がくせいビザから就労しゅうろうビザへ切きり替かえる必要ひつようがあり、企業にきぎょうとっては時間じかんもコストもかかるため、日本人にほんじんや、就労しゅうろうビザを持つ日本在住外国人にほんざいじゅうがいこくじんをメインに採用さいようします。

よほどのスキルや経験けいけんがない限かぎり、日本にほんの会社かいしゃで働はたらくのは難むずかしいということです。

でも大丈夫だいじょうぶですよ。これから日本にほんで働はたらく方法ほうほうを説明せつめいしていきますので、一緒いっしょに学まなびましょう。

ブランクが空あくから、仕事しごとを辞やめて、日本語学校にほんごがっこうに行いく / 日本にほんへ行いき、学校がっこうで日本語にほんごを学まなぶことはあまりおすすめできませんが、ブランクが空あきすぎなければ問題もんだいありません。

逆ぎゃくにブランクが空あきすぎないように気きを付つければ、これらの方法ほうほうは、日本語習得にほんごしゅうとくが早はやいのでJLPT N2以上いじょうを最短さいたんで目指めざすことができて、その結果内定けっかないていをもらうこともできます。

学校がっこうで勉強べんきょうする在学期間ざいがくきかんは３ヵ月かげつから６ヵ月かげつまでとしましょう。

６ヵ月かげつでN2に合格ごうかくするまでの日本語力にほんごりょくを身みに付つけましょう。

仕事しごとを辞やめて勉強べんきょうを１年以上ねんいじょうしてもいいのですが、その分ぶん、ブランクが空あくので内定ないていをもらうことは難むずかしいですが、半年はんとしのブランクは許容範囲内きょようはんいないとなります。

日本語学校にほんごがっこうで日本語にほんごを勉強べんきょうしている間あいだは、仕事しごとはできません。

JLPT N1を取得しゅとくできても、ブランクが１年以上空ねんいじょうあけば、仕事しごとの知識ちしきや経験けいけん、スキルは下さがってしまいます。

ブランクが長ながければ長ながいほど内定率なていりつも下さがりますので、ブランクは最長さいちょうでも６ヵ月かげつまでとして、短期集中さいたんしゅうちゅうして日本語にほんごを学まなびましょう。

実際問題じっさいもんだい６ヵ月かげつでJLPT N２に合格ごうかくすることは難むずかしいので、学校がっこうに通かよう前まえから独学どくがくで勉強べんきょうしておきましょう。

元もとも子こもないようなことを言いいますが、学校がっこうで日本語にほんごを学まなび、JLPT N1を取得しゅとくしても、依然いぜんとして外国人がいこくじんの内定率ないていりつは低ひくいのが現状げんじょうです。

企業きぎょうはやはり、日本人にほんじんをメインに採用さいようしているので、たとえN1に合格ごうかくしてもネイティブではなく、語学面ごがくめんでは、日本人にほんじんには勝かてません。

では、どうやって日本人にほんじんと差別化さべつかするのかというと、母国ぼこくでの経験けいけんや持もっているスキルで勝負しょうぶしましょう。

日本人にほんじんには持もっていない、あなただけの経験けいけんやスキルを面接めんせつでアピールすることで、内定率ないていりつも上あがります。

例たとえば、このような点てんで日本人にほんじんと差別化さべつかを図はかりましょう。
※ITエンジニアの場合ばあいの差別化さべつかポイントです。

日本語にほんごを勉強べんきょうするために、仕事しごとを辞やめて学校がっこうに行いき、自みずからブランクを作つくるのではなく、母国ぼこくでの経験けいけんをフル活用かつようして、即戦力そくせんりょくとして貢献こうけんできることをしっかりと伝つたえましょう。

日本にほんで働はたらくためには、高たかい日本語力にほんごりょくと高たかいスキルが必要ひつようです。

そのためには、仕事しごとをしながら学校がっこうに通かよい、JLPT N2合格ごうかくを目指めざしましょう。

日本語学校にほんごがっこうに通かようのもいいですが、ブランクが開あかないように、3ヶ月かげつから6ヶ月間かげつかんで、日本語にほんごを習得しゅうとくしましょう。

なぜなら、日本企業にほんきぎょうの外国人採用がいこくじんさいようは、実務経験じつむけいけんが３年以上ねんいじょうあり、JLPT N２以上いじょうの方かたを採用さいようしているからです。

また、日本語にほんごの上達方法じょうたつほうほうは、学校がっこうの先生せんせいや教科書きょうかしょから学まなぶのではなく、実際じっさいに仕事しごとで使つかって学まなぶ実践的じっせんてきスタイルが一番速いちばんはやいいので、仕事しごとで日本語にほんごを使つかえる環境かんきょうがベストですね。

JLPT N２に合格ごうかくできる見込みこみがないなら、転職てんしょくはまだしない方ほうがいいでしょう。

今いまの会社かいしゃで働はたきながら日本語にほんごを毎日勉強まいにちべんんきょうして、N2に合格ごうかくしたあかつきには、日本にほんの求人きゅうじんへ応募おうぼしましょう。

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