論理的思考という言葉を知っていますか?
論理的思考とは、日本でコミュニケーションを取る上でとても大事な話し方です。
日本で働くと、話を順序立てて分かりやすく伝える能力がとても重要になります。
でも、「論理的に話すってどういうこと?」と悩む人は結構多いですよね。なので今回は、具体的な話し方や練習方法まで詳しく紹介していきます。
JLPTの勉強ではなく、論理的思考の話し方を学ぶことが大切です。
“伝え方”や“思考法”を学べば、JLPT1級に合格していなくても、日本語が完璧でなくても、日本人にきちんと伝わる方法があります。
JLPT1級を持っていても、日本語が流暢でも、相手に伝わらなければ意味がありません。N1持っていても伝わらなかったら、それはもう自己満足ですね。
論理的思考とは?
論理的思考とは、考えを整理して相手に分かりやすく伝える方法です。
基本の型はこの3つです。
① 結論(何が言いたいのかを文頭で伝える)
② 理由(なぜそうなのかの理由を伝える)
③ 具体例(例を伝えて話を具体化する)
上記の順番で話す以下のようになります。
結論
このプロジェクトを進めるべきです。
理由
なぜなら、売上を増やせる可能性があるからです。
具体例
前回のキャンペーンでは、同じ方法で売上が20%増加しました。
この順番で話すと、特に日本人にはとても伝わりやくなります。
日本では「結論が先」
日本では、結論から話すことがとても重要です。
実際に悪い例と良い例を比べていきましょう。
この文章では結局どうしたいのか分かりません。
この文章は、結論が最初にあるので、一気に分かりやすくなります。
理由を必ずつける
結論の後には、必ず理由をつけましょう。
こちらも悪い例と良い例を比べていきましょう。
結論から伝えていますが、理由がないので【なぜ?】となります。理由がないと相手に伝わりません。
このように結論と理由をセットで伝えましょう。理由は短くてOKです。
1〜2行で十分なので、なぜその結論に至ったのかをシンプルに伝えましょう。
具体例で説得力を出す
さらに言うと、結論+理由だけではまだ弱いです。
具体例やデータを入れると、一気に説得力が増します。
悪い例と良い例を比べていきましょう。
言いたいことも、その理由も伝わりました。ただ、売上増加に繋がる根拠がないので、この伝え方にはまだ信憑性がありません。
必ず根拠を付け加えましょう。
上記のように、売上増加の根拠を伝え、さらに数字や過去の事実を入れると、より論理的に聞こえます。
長く話しすぎない
長すぎる文章は相手を混乱させますので、短く、そして聞かれたことだけをシンプルに答えましょう。
この文章は日本人からすると、結局どっちなの?と思われてしまいます。
上記のように、根拠を順序だてて話しましょう。また根拠が複数ある場合も、最初から「3つあります。」と明言することで、相手は最後まで話を最後まで聞いてくれますよ。
日常生活でも使える話し方
論理的思考はビジネスの場だけではありません。様々な場面で使うことができます。
例えば、ランチでどのお店に行くかを相手に伝わりやすく伝えるには以下のような話し方が効果的です。
【結 論】ランチはAに行こう。
【理 由】あそこの料理は全てが美味しいから。
【具体例】この前食べたパスタがとても美味しかったよ。
これだけで、相手はあなたの言いたいことを理解します。また自身の実体験も交えて話すことでさらに納得します。
会議での話し方について
会議でも同じで、結論→理由→具体例の順番で話しましょう。
話すスピードも大切で、早すぎず、相手が聞き取りやすいスピードで話しましょう。情報を詰め込みすぎず、シンプルに伝えましょう。
会議のプレゼンでのスライド構成も同じで話すと伝わりやすくなります。
1枚目には結論を持ってきます。
例:このプロジェクトを早急に着手しましょう。
2枚目には理由を伝えます。
例:シェアを30%拡大できる見込みがあります。
3枚目には根拠となるデータを入れます。
4枚目には具体例を伝えます。
まとめ
論理的思考の基本は、結論 → 理由 → 具体例の順番で話すこと。
そして、簡潔に話す、相手の求めてない情報は言わない。
これを意識すれば、日本の職場でも日常会話でもスムーズにコミュニケーションできます。
JLPT1級を持たなくとも、この話し方を実践するだけで相手に伝わりますのでぜひ実践してくださいね。


コメント