このレッスンでは、JLPT N2やN1を持っていなくても、面接でよく使われるビジネス日本語や、その正しい使い方について詳しく説明します。
ビジネスレベルでの日本語を話せなくても、今からお伝えする単語を面接の場で使うことによって、あなたの日本語はビジネスレベルになります。
また、面接で使える例文も一緒に学べるので、ぜひ使ってみてください。
1、入社する(会社に入る)
グローバルな会社で働きたかったので前職に入社しました。
2、退職する(会社を辞める)
スキルアップをしたかったので、○○会社を退職しました。
3、転職する(今の会社を辞めて、新しい会社に入社する)
上流工程からプロジェクトに参画したかったので、今の会社に転職しました。
4、前職(以前に働いていた会社)
前職では、プロジェクトマネージャのお仕事をしていました。
5、現職(今働いている会社)
現職では、ソフトウェア開発の仕事をしています。
6、御社(あなた/相手の会社)
クライアントや面接官と対面で話すときに【あなたの会社】を指すときに使います。
御社を志望した理由は、若手でもチャンスを与えてくれる会社だからです。
7、貴社(あなた/相手の会社)
メールや履歴書など文章で【あなたの会社】を指すときに使います。
先週貴社の面接を受けさせていただきました、田中と申します。先日はお時間をいただき誠にありがとうございました。
6、担当(現在行っている仕事)
現職では、フロントエンドエンジニアとして、プログラミングを担当しております。
7、経験(これまで行ってきた仕事)
コーディングだけでなく、チームリーダーとしてのマネジメント経験もあります。
8、貢献(会社の役に立つ)
これまでの5年の開発経験を活かして、御社に貢献したいと考えております。
9、即戦力(経験があるからすぐに働ける)
御社に入社できたら即戦力として、チームをリードしていきたいと思います。
10、活躍(たくさん働いて結果を出す)
会社で活躍するために、仕事に活かせる様々な資格を取得してきました。
11、挑戦(新しくチャレンジする)
フロントエンドだけでなく、バックエンドにも挑戦して、将来はフルスタックエンジニアになりたいです。
12、業務(仕事)
入社後は、まずは業務を覚えることに集中して、慣れてきたら新しい業務にも積極的に取り組みたいです。
13、専門(特定の分野)
私の専門は情報技術なので、様々なプログラミング言語を使って開発することができます。
日常会話で使う単語と、就職や転職で使う言葉は、全く違います。
もちろん面接では、多くのビジネス日本語が使われるため、それらの単語の意味や使い方を学び、正しく使うことで、あなたの日本語はよりビジネスレベルになります。
ですが、無理にビジネス日本語を使うと逆に難しくなりすぎるので、注意が必要です。
面接でうまくアピールして内定を取るには、準備と練習がとても大切です。
準備では、どのような質問が聞かれるのかの想定質問を事前に知っておきましょう。
ネットなどに日本企業での面接で聞かれる質問リストなどが載っています。
また、その想定質問に対して自分なりの回答を前もって準備しておきましょう。
面接の練習はできるだけ多くしましょう。10回以上しましょう。
反復練習をすることで、質問に対する答えをスムーズに言えるようになります。
スキルや経験があっても、それを伝えることができなければ、宝の持ち腐れとなり、不合格になってしまいます。
これまでの経験やスキルをしっかりアピールするためにも、面接の練習はたくさんしましょう。
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