日本語習得を早めるベストな独学方法はどれなのか元日本語講師が解説

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日本語を独学で伸ばす方法はさまざまありますよね。

やり方さえ間違えなければ、お金をかけなくても独学で十分に伸ばせます。ただし、多くの人は伸びを感じれず長続きしません。

以前、日本語講師として学習者に教えていましたが、独学で伸びる人と伸びない人がはっきり分かれていました。その違いまさしくやり方です。

なのでこの動画では、3つのことを学びます。

1つ目は日本人が思う、一番だめな将来像をお伝えします。

2つ目は独学方法を一つずつ見ながら、それぞれのメリットとデメリット、そしてどうすればもっと効率よく学べるのかを話していきます。

3つ目は結局どれが一番いいのか、日本語講師目線でお伝えます。

まず一番だめなパターンがJLPT2級以上だけど全く話せない人です。

2級持っていると言うことはある程度話せると期待します。だけど実際に話してみると話せない。このギャップが面接で不合格になる原因No1です。

ではそれぞれの独学方法を1つずつみていきましょう。

漫画

漫画はとにかく読みやすいので、勉強が続きやすいという大きなメリットがあります。会話も多いので、自然な日本語に触れることができます。

ただし、漫画の日本語はかなりカジュアルで、「オレ」「マジで」「〜じゃね?」のような表現が多く出てきます。これをそのまま使うと、日本人からすると少し違和感があります。特に仕事では使えません。

大事なのは、覚えた表現をそのまま使うのではなく、「普通の言い方」に変える単語ゲームをしましょう。「オレ」は「私」に、「マジで」は「本当に」に変える。この一手間を入れるだけで、漫画は語彙力を増やす良い教材になります。

アニメ

アニメも漫画と同じで、楽しく続けやすいのがメリットです。リスニングの練習にもなります。

ただし、こちらも現実ではあまり使わない言い方も多いので、そのまま真似すると不自然になります。日本人から見ても、「ちょっとアニメっぽい話し方だな」と感じることがあります。

ポイントは、最初は子供向けのアニメを見ましょう。理解しやくすリスニング教材としては優秀な教材です。

YouTube

YouTubeはコンテンツが多い学習方法の一つですね。実際の日本人が話している日本語をそのまま聞けるので、リアルなスピードや表現に慣れることができます。

ただし、多くの人は「見ているだけ」で終わってしまい、学んだつもりで止まっています。日本人から見ても、「知識はあるのに活かすことができていない」という印象ですね。

改善する方法は、動画に対して毎回感想を言ったりどんな内容だったのか要約することで会話力を伸ばしましょう。動画から表現を学び、リスニングが強化でき、予約することでスピーキングにもなる。最強です。

読書

読書は語彙力と読解力を伸ばすのにとても効果的です。特にJLPTを目指している人にはかなり重要です。

ただし、難しい単語が多いので、レベルに合っていないと続きません。また、読む力は伸びても話す力はあまり伸びないです。

日本人から見ると、「読解力は完璧だけど話すとなるとできない」というタイプになりやすいです。

JLPTN1持っているのに話せない一番ダメなパターンですね。

読んだだけで終わらせずに、「使えそうな表現をピックアップしてどんどん話してみる」というアウトプットとセットで学ぶとバランスが良くなります。

言語交換

これは実際に人と話すので、会話力を伸ばすにはかなり効果的です。アウトプットの中では一番実践に近い方法です。

ただし、相手によって学ぶ質が変わってしまいます。また間違いを指摘されないまま進むことが多いです。相手にニュアンスで伝わってしまうので、日本語の改善はされにくいです。

日本人から見ても、「話せるけど細かいミスが多い」という人はこの方法だけに頼っていることが多いです。

改善するには、間違えたら必ず修正して、と相手に伝えましょう。ただ話すだけで終わらせず、きちんと振り返りと新たな学びが必要です。

アプリ

アプリには読解、語彙、文法など豊富なコンテンツがあり、何より手軽にできるのが最大のメリットです。スキマ時間で勉強できるので、継続しやすいです。

ただし、ゲーム感覚になりやすく、「やった気になる」だけで終わることがあります。またさらに良い機能を使うなら有料版に登録しないといけないので無料版の限られたコンテンツで学ぶ必要があります。

日本人から見ると、「基礎はあるけど実践練習が満足にできず、実際に使えていない」という印象になりやすいです。

アプリで覚えた内容を実際に使うことが重要です。例えば、覚えた単語をその日のうちに2、3回使うだけでも効果が変わります。

テキスト

これは基礎を作るのにとても重要です。文法や基本的な表現をしっかり理解できます。

ただし、インプット中心になりやすく、実際に話せるようになることには直結しません。

日本人から見ると、「正しい文法だけど教科書通りの固い日本語を話す人」という印象になります。

改善するには、テキストで学んだ内容を自分なりにアレンジすることです。例文を読むだけでなく、自分の言葉で言い換えたりなど工夫することが大切です。

JLPTの問題集

これは試験対策としてはとても効果的です。点数を上げるには必要な勉強です。

ただし、問題を解くだけでは実際の会話力はあまり伸びませんし、自然な日本語習得はできにくいのがデメリットです。

日本人から見ると、「JLPTには合格しているけど話せない」というタイプになりやすいです。これが一番だめですね。

解いた問題の文章を音読して発音の練習、使えそうな表現を覚えて実際に使ってみて新たな表現方法を見つけるなど一工夫することで実用性が上がります。

ライティング

日記を書くことでアウトプットの練習になります。自分の考えを日本語で整理する力がつきますし、文法や語彙、感じに強くなります。

ただし、間違いに気づきにくいというデメリットがありますしスピーキング強化には直結しません。

日本人から見ると、「文章作成能力は高いけど話せない人」という印象です。これもだめなパターンですね。

改善するには、書いたものを誰かにチェックしてもらうか、自分で見直す習慣をつけることです。

独り言

これは今すぐできるスピーキング練習です。特別な準備もいりませんし今日からスタートできますね。

メリットは、とにかくアウトプット量を増やせることです。スピーキングや発音強化ができます。

ただし、間違ったまま話し続けてしまう可能性があります。

日本人から見ると、会話がスムーズですが、リスニングが弱くミスコミュニケーションが多い印象になります。

改善するには、自己流にならず、できるだけテキストから学んだ構文を使うことです。テキストの文章は正しいので間違えようがなく、会話も構文も同時に学べる一石二鳥の学習方法です。

まとめ

どの方法も、それだけで完璧というものはありません。少し工夫を入れるだけで、効果が大きく変わります。

どの独学が一番いいのか、結論、このチャンネルで勉強しまくることです。

嘘です。結論、テキストで単語や構文を学ぶ、学んだ内容を定着させるためにライティングで日記として記録する、最後にアウトプットで何を学んだのかを独り言で説明、実況する。これだけで十分です。

独学は自由だからこそ、やり方がそのまま結果に出ます。でも逆に言えば、正しいやり方を知っていれば、お金をかけなくても十分に伸ばすことができます。

今日の内容を参考に、自分の勉強方法を少しだけ変えてみてください。それだけで結果は大きく変わります。

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