面接の後半に、ほぼ必ず聞かれる質問がありますよ。
「あなたの活かせる知識や経験を教えてください。」
この質問にしっかり答えられたら、内定にかなり近づくと言ってもいいでしょう。
少し言いすぎかもしれませんが、それくらい重要な質問です。
ただ、この質問にどう答えたらいいのか悩む人はとても多いと思います。
そこで今日は、日本の面接官がこの質問で何を見ているのか、そして好印象を与える答え方と具体的な例文をたくさん紹介していきます。
面接官は何を見ているのか?
まず、なぜ面接官は「知識や経験」を聞くのでしょうか。
それは、あなたが会社でどんな貢献ができるのかを知りたいからです。
つまり、面接官は次の3つを見ています。
- 今まで何を学んできたのか
- どんな仕事をしてきたのか
- その経験をどう活かせるのか
ここで注意があります。
ただ過去の経験を話すだけではダメです。
例えば
- 「私はこういう実績があります」
- 「私はこういうことができます」
こんなふうに自分の良いところだけを話しても、ただの自慢話になってしまいます。
大切なのは、その経験を新しい仕事にどうつなげるのかを説明することです。
分かりやすく答える3ステップ
この質問に答える時は、次の3ステップで話すと分かりやすくなります。
ステップ① 結論:何を経験したのか
まず最初に結論を言います。
ステップ② どう活かせるのか
次に、その経験をどう活かせるのかを説明します。
ステップ③ 具体的なエピソード
最後に具体例を話します。
このように、結論 → 理由 → 具体例の順番は、日本のビジネスでとてもよく使われる話し方です。
面接だけでなく、仕事でも役立つのでぜひ覚えておきましょう。
具体例(業界別)
面接ではこのように質問されます。
「あなたの活かせる知識や経験を教えてください。」
「これまでの経験を弊社でどのように活かせますか?」
それでは、業界ごとの例文を紹介します。
ITエンジニア
私は大学で情報工学を専攻し、プログラミングやネットワークの基礎を学びました。
前の会社ではWebアプリの開発を担当し、チームで新しい機能の設計を行いました。
この経験を活かして、御社のシステム開発でも効率的なコード設計に貢献できると考えています。
ホテル・観光業
私は日本語学校を卒業した後、ホテルで2年間フロント業務を担当しました。
外国人のお客様のチェックイン対応や観光案内を、日本語と英語で行っていました。
この経験から接客マナーやコミュニケーション能力を身につけました。
御社でも外国人観光客への対応で力を発揮できると思います。
製造業・エンジニアリング
私は母国の大学で機械工学を学び、日本では自動車部品の生産ラインで3年間働きました。
製造工程の改善や品質チェックを担当し、不良品を10%削減することに成功しました。
この経験を活かして、御社の生産現場でも品質管理の向上に貢献したいと考えています。
事務・営業職
私は貿易会社で営業アシスタントとして働いていました。
書類作成、納期調整、顧客対応などを担当し、ミスの少ない仕事を心がけてきました。
また、英語・中国語・日本語を使って海外取引のサポートも行っていました。
御社でも海外ビジネスで役立てると考えています。
飲食・サービス業
私は日本の調理専門学校を卒業し、居酒屋で3年間働きました。
日本料理の基本を学びながら、チームでお客様満足度を高める工夫をしてきました。
例えば、外国人観光客向けに英語メニューを作成したことがあります。
この経験を御社の店舗運営にも活かしたいと考えています。
答える時の3つのポイント
① 過去の話だけで終わらせない
「○○をやりました」で終わると、ただの自慢話になります。
必ず「だから御社でこう活かせます」まで説明しましょう。
② 専門用語を使いすぎない
日本語が完璧でなくても問題ありません。大切なのは分かりやすく伝えることです。
人事担当者は技術の専門家ではないことも多いので、シンプルな言葉で説明しましょう。
③ 自信を持って話す
面接官は、何を話したか、どう話したかも見ています。
はっきりとした声で、笑顔で話しましょう。
最後に、どんな職種でも使えるテンプレートを紹介します。
テンプレート
私は○○の分野で○○の経験があります。
その中で○○を学び、○○という成果を出しました。
この経験を活かして、御社の○○の仕事に貢献したいと考えています。
例
私は販売の仕事で3年間働いた経験があります。
その中で商品説明や接客スキルを学び、売上を15%アップさせました。
この経験を活かして、御社の店舗でもお客様満足度を高めたいと考えています。
まとめ
「あなたの活かせる知識や経験を教えてください」という質問は、自分をアピールできる大きなチャンスです。
大切なのは
- 過去の経験だけで終わらない
- 会社でどう活かせるかを伝える、ということです。
今日紹介したテンプレートと例文を参考にして、あなたの経験をしっかりアピールし、内定を勝ち取りましょう。


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