バイリンガルITエンジニア向け面接で必ず聞かれるテクニカル質問とその答え方

面接対策

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バイリンガルITエンジニア向けに、日本企業の面接でよく聞かれる質問を解説します。

日本の面接では、日本に関する質問がよく聞かれます。

例えば、

・なぜ日本で働きたいのか
・日本語はどのように勉強したのか、といった内容です。

また、ITエンジニアの場合は技術的な質問も多くあります。

初めて日本で働く方や、日本企業の面接がどのようなものかイメージできない方は、この内容を何度も見て対策しておきましょう。

この動画では、面接でほぼ必ず聞かれる質問を紹介します。

Basic Questions について

自己紹介をお願いします。 

まず最初に聞かれるのが自己紹介です。

最初に、人事担当者が時間を作ってくれたことに対して感謝を伝えましょう。

「本日はお時間をいただき、ありがとうございます。」

その後、自己紹介では次の4つだけで大丈夫です。

・名前
・出身国(または現在住んでいる国)
・職種
・経験年数

大学の専攻や趣味など、仕事に関係ない内容は無理に話す必要はありません。

また、この段階で仕事内容を詳しく説明する必要もありません。仕事内容は後で必ず質問されるからです。

Best Answer

本日はお時間をいただき、ありがとうございます。
日本に住んでいます、田中と申します。
これまで4年間、ソフトウエア開発のお仕事をしてきました。
どうぞよろしくお願いいたします。

日本で働きたい理由を教えてください。

なぜ日本で働きたいのですか?に対してのあなたの答え(結論)を述べてください。

次に、理由を詳しく説明し、具体的な例を挙げてください。
最後に、結論を繰り返して、【だからこそ、私は日本で働きたいのです】で話を締めくくってください。

Best Answer

日本のITテクノロジーを学びたいからです。
日本の技術は世界的にもレベルが高く、私が新幹線や自動販売機、ロボットAIなどに興味があります。
日本のハイレベルな環境で開発することで自身のスキルアップにもなると思うので日本で働きたいです。

今まで日本に来たことはありますか?

日本に来た経験があるかを確認する質問です。旅行や留学の経験があれば伝えましょう。

留学経験がある場合は、何を学んだのかも伝えると良いです。

Best Answer

はい、あります。
去年東京の日本語学校に半年間留学し、日本語を学びました。
また、これまで2回旅行で来日したこともあります。

日本語はどうやって勉強していますか? 

学校に通っていた場合も独学で勉強した場合も、学習期間と学習頻度についてお話ししましょう。

例えばこのように答えます。
日本語学校に3年間通い、週3回・1回1時間のレッスンを受けました。

このように回答には具体的な数字を必ず含めてください。

Best Answer

日本語はこれまで5年間勉強しています。
以前は2年間、日本語学校で週2回・1時間のクラスを受講していました。
今はテキストやYouTubeを使ったりして独学で勉強しています。
来年のテストでJLPT2級に合格できるように毎日勉強しております。

これまで日本語を使ったお仕事の経験や日本人と一緒に働いた経験はありますか? 

日本語を仕事で使った経験があると、大きなアピールになります。もし使ったことがない場合は、正直に答えましょう。

Best Answer

はい、あります。
日本人のお客様へメールを打ったり、社内の会議で日本語を使います。
日本語は毎日は使いませんが、ビジネスレベルになるようにJLPT2級の勉強を続けています。

日本の興味があることや、関心があるものについて教えてください。

トピックは、文化、日本語、IT、テクノロジーなど、仕事に関連したものにしましょう。
アニメ、マンガ、富士山、寿司、ラーメンといった話題は避けましょう。

人事担当者は「アニメを見てラーメンを食べるために日本に来たのですか?」と思うかもしれませんので、IT技術に興味があるので日本に来たい!と伝えましょう。

Best Answer

日本の文化に興味があります。
日本人は仕事がていねいで、時間を必ず守ります。
私も日本人の働き方が好きなので、そのような労働文化を日本で学びたいです。

日本でのキャリアプランやビジョンについて教えてください。 

将来どのようなエンジニアになりたいかを聞かれることがあります。

ここでも結論 → 理由 → 結論の順番で答えましょう。

Best Answer

日本ではプロジェクトマネージャーになりたいです。
前職ではマネジメントの経験もありますし、今はマネジメントについて学んでいます。
この経験を活かして、日本では大きいプロジェクトのマネジャーになりたいです。

Techinical Questions について

これまで開発経験は何年ありますか?

Best Answer

フルスタックエンジニアとして5年の経験があります。
フロントエンドは2年、バックエンドは5年の経験があります。

(フロントエンド/バックエンドの)メインのプログラミング言語は何ですか?

ここではシンプルに答えましょう。すべての言語を言う必要はなく、メインの技術だけで十分です。

Best Answer

フロントエンドは、Javascript, HTML, CSS, フレームワークはTypescriptを使いました。
バックエンドは、JavaやPHPを使いました。フレームワークはLaravelを使いました。
また、データベースはSQL, MysqlやMongo DBなどを使いました。

新しく勉強しているプログラミング言語、ツールやテクノロジーは何かありますか? 

Best Answer

Goを勉強しています。
Goは世界的にトレンドで需要が高く、日本でもよく使われているプログラミング言語だからです。
Goを覚えて日本でも様々なアプリを開発してみたいです。

日本で使ってみたいプログラミング言語/テクノロジーは何ですか? 

まずは、これまで日本で使用してきた言語を使いたい旨を伝え、その上で機会があれば別のプログラミング言語にも挑戦してみたい旨を伝えましょう。

日本で使用したいプログラミング言語の使用経験が全くない場合、即戦力とは見なされず採用されにくくなります。

Best Answer

これまで使ってきたJavaやPHPを使いたいですが、機会があれば今勉強しているGoも使って開発してみたいです。

これまでチームのマネジメントやリーダーとして働いた経験はありますか? 

Best Answer

はい、あります。
前のプロジェクトではチームリーダーとして3名のチームへ、タスクのアサインや要件を伝えたり、コードレビューなどを担当しました。

この会社のこのプロジェクトではどんなアプリを開発しましたか?  

プロジェクトに関する質問には、以下の2つのステップで回答してください。

①誰が使用するのか(クライアントなのか?社内なのか?)、そしてどのような機能があるのか?
(例)社内向けの従業員向けの勤怠管理システムを開発しました。
(例)クライアント向けの顧客管理アプリを開発しました。

②どんな言語を使って開発したのか?
(例)バックエンドではJavaを用いて詳細設計とコーディングを担当しました。フロントエンドではコーディングだけでなく、Figmaを用いてデザインも行いました。

この2つのステップに沿って文章を伝えることで、自分も言いやすく、相手にも分かりやすい文章となります。

プロジェクト内で詳しく説明する必要はありません。

(1)HRはあなたの履歴書・職務経歴書を持っており、そこにはプロジェクトの詳細が記載されてあるため、わざわざ詳細に伝える必要がない。
(2)文章が長ければ長いほど、メッセージが伝わりにくくなり、相手にとっても理解しにくくなる。
(3)HRは必ずしもエンジニアとは限らなく、専門用語を交えて話しても理解してもらえないから。

プロジェクトについての説明は難しくなりすぎず、できるだけシンプルにしましょう。

Best Answer

このプロジェクトでは、保険会社向けの、顧客管理アプリを開発しました。
ここではフルスタックエンジニアとして、要件定義からプロジェクトに参画し、デザインやデータベース設計などを担当しました。

上流工程での開発経験はありますか?
コーディング以外はどんなお仕事を担当してきましたか? 

面接では【開発工程】について必ず質問されます。
開発で使われる専門用語は必ず覚えておきましょう。

上流工程(じょうりゅうこうてい)

①アプリの企画(App planning and proposal)
アプリの仕様やデザインを詳細に計画するフェーズです。

②要件定義/ようけんていぎ(requirements definition)
要件定義は、「何を作るか」を決める重要なフェーズです。

③基本設計/きほんせっけい(Basic Design)
ワイヤーフレームやUI/UX設計など、フロントエンドに関わる作業です。

④詳細設計/しょうさいせっけい(Detaild Design)
外部設計を基に、システム内部の動作や機能、データベース、APIの設計といったバックエンドに関わる作業を指します。

下流工程(かりゅうこうてい)

⑤開発/プログラミング(Programming)
上流工程で決定された要件定義書、仕様書、設計書に基づいて、実際にプログラミングを行うコーディングフェーズです。

⑥テスト/QA
テスト仕様書に基づき、実装した成果物が正しく動作するかを確認するフェーズです。

Best Answer

上流工程での開発経験があります。
要件定義、基本設計、詳細設計を担当しました。
デザインにはフィグマを使いました。
またデータベースやAPIの設計などにも携わりました。

この会社を辞めて新しい会社へ転職した理由を教えてください。 

転職理由を説明する際は、「キャリアアップしたい!」などポジティブな理由を挙げましょう。

「残業が多い」「仕事がつまらない」といったネガティブな理由は絶対に避けましょう。

Best Answer

日本語を使いたいので転職しました。
前職は日本企業でしたが、あまり日本語を使えず、日本語が上達する環境ではありませんでした。
今の会社では日本語を毎日使えますし、日本語の研修も充実しており、開発と日本語の両方が上達するので転職しました。

エンジニアとしての強みや得意なことを教えてください。 

Best Answer

私の強みは、日本企業で日本語を使った開発経験があることです。
日本語で要件を聞き、設計書も日本語なので漢字も読めます。
また、日本人と一緒に働いているので日本の労働文化も理解しています。
なので日本に来てもすぐに日本の環境に慣れると思います。

入社条件について

もし内定を出したらいつから入社できますか? 

Best Answer

3か月後に入社できます。

希望の勤務地はどこですか? 

初めて日本で働く場合は、最初から希望勤務地を限定しない方が採用の可能性が高まります。
聞かれたら、「できれば○○県で働きたいのですが、日本国内であればどこでも構いません」のように答えましょう。

このように、まずは希望勤務地を述べ、その後に「日本国内であればどこでも大丈夫」と伝えましょう。

Best Answer

関東・関西を希望しますが、その他でも大丈夫です。

希望年収を教えてください。 

「年収500万円を希望します」と言うのではなく、レンジを持たせてあげて、450万円から500万円の範囲で考えていることを伝えましょう。

最後に、「会社の規定に従います」と必ず伝えましょう。

Best Answer

450万から550万を希望しますが、御社の規定に従います。

もし弊社にご入社いただくなら何年くらい働く予定ですか? 

多大な費用と労力をかけて海外から人材を採用して、1~3年で離職してしまうと企業にとって大打撃となります。

できるだけ長く働いていただける意思を伝えることで、企業側も安心して内定を得られるでしょう。

Best Answer

5年以上、出来るだけ長く働いて御社に貢献したいと考えております。

逆質問について

最後に何か質問はありますか? 

Q) 御社にはどんなプロジェクトがありますか?
Q) どんなプログラミング言語を使って開発しますか?

日本のITエンジニア面接では、次のポイントが重要です。

・結論から話す
・シンプルに答える
・仕事に関連した話をする

面接では、この質問以外にも深掘りされることがあります。

そのため、事前に回答を準備し、何度も練習しておくことが大切です。日本で働きたいITエンジニアの方は、ぜひしっかり準備して面接に臨みましょう。