①未経験からITエンジニアになる方法

現代社会げんだいしゃかいにおいて需要じゅようがあるお仕事しごとひとつ、ITエンジニア。

いまやITは生活せいかつ一部いちぶとなっており、ってもはなせないものとなっています。

このレッスンでは、未経験みけいけんからでもITエンジニアとしてはたらけるのか、そしてその方法ほうほうについてまなびます。

これからITエンジニアとして、ウェブアプリ開発かいはつや、プログラマ―になりたい方はぜひ参考さんこうにしてください。

未経験みけいけん応募おうぼしても不採用ふさいようになる

大学だいがくでITについてまなんでいても、実務経験じつむけいけんがない状態じょうたい求人きゅうじん応募おうぼしても不採用ふさいようになります。

ではなぜ、企業きぎょう未経験みけいけんひと採用さいようしないのか、その理由りゆうおもふたつあります。

日本語にほんごレベルの懸念けねん

そもそもろんではありますが、外国人材がいこくじんざい応募おうぼでは、経験者けいけんしゃであれ未経験者みけいけんしゃであれ、JLPT N1(それ同等どうとう日本語にほんごレベル)が必要ひつようとなります。

なぜなら、日本にほんはたら以上いじょう同僚どうりょう取引先とりひきさきとのやりりはすべて日本語にほんごおこなわれますし、ビジネス日本語にほんごでのメール、開発かいはつするさい設計書せっけいしょすべ日本語にほんごになります。

ここが最大さいだい理由りゆうですが、未経験みけいけん場合ばあい研修けんしゅうける必要ひつようがありますが、もしあなたが未経験みけいけんでITエンジニアを目指めざ外国人がいこくじんだったら、ほかのITエンジニアを目指めざ日本人にほんじん一緒いっしょ研修けんしゅうけることになります。

研修けんしゅうはもちろん日本語にほんごおこなわれ、テキストなどの資料しりょうすべ日本語にほんごになります。

ただでさえプログラミングのことは未経験みけいけんおぼえるのが大変たいへんなのに、それを外国語がいこくごまなばないといけないので、研修内容けんしゅうないよう理解りかいするにはたか日本語にほんごスキルが必須ひっすとなります。

会社かいしゃ利益りれきげて経費けいひ削減さくげんする必要ひつようがあるので、はじめから日本人にほんじん採用さいようしたかたが、研修けんしゅうもスムーズにすすみ、OJTをてすぐに現場げんばることができれば、時間じかん手間てまもコストもはぶくことができます。

年齢ねんれい

日本にほん場合ばあい未経験みけいけん業種ぎょうしゅ転職てんしょくできる年齢制限ねんれいせいげん暗黙あんもく了解りょうかいとしてあります。

未経験業種みけいけんぎょうしゅへの転職てんしょくは25さいまで、30歳近さいちかくになると未経験業種みけいけんぎょうしゅへの転職率てんしょくりつはかなりがってしまいます。

なぜ、日本企業にほんきぎょうは25歳以上さいいじょう未経験人材みけいけんじんざい採用さいようしないのかというと、年齢ねんれいたかければたかいほど、あたらしく知識ちしきおぼえるのに時間じかんがかかるからです。

新卒しんそつや20代前半だいいぜんはん若手人材わかてじんざいくらべると、即戦力そくせんりょくとしてはたらけるまでに、かなりの時間じかん必要ひつようとなるため、不採用ふさいようとなります。

また、現場げんばのメンターの負担ふたんかんがえての採用さいよう見送みおくりというケースもあります。

たとえば、30歳未経験さいみけいけんひと入社にゅうしゃしたとして、仕事しごとおそわるのは25さい年下としした先輩せんぱいからです。

日本にほんでは、目上めうえひと尊敬そんけいしたり、年功序列ねんこうじょれつという文化ぶんかがあります。メンターからすると、年上としうえ後輩こうはい仕事しごとおしえるのも大変たいへんおもひともいます。

未経験みけいけんからITエンジニアを目指めざ方法ほうほう

どうやって未経験みけいけんからITエンジニアになるのか、その具体的ぐたいてき方法ほうほうについてまなんでいきます。

結論けつろん、このようなステップをめば未経験みけいけんでもITエンジニアとしてはたらくことができます。

大前提だいぜんていとしてJLPT N1(それ同等どうとう)を取得しゅとくする

② プログラミングスクールにかよってコーディングをまな

③ フリーランスとしてはたらき、実務経験じつむけいけん

みっつのステップについて、くわしく説明せつめいしていきます。

大前提だいぜんていとしてJLPT N1(それ同等どうとう)を取得しゅとくする

なぜJLPT N1の日本語にほんご力が必要ひつようかというと、入社後にゅうしゃご研修けんしゅうについていけるようになるためです。

研修けんしゅうまな内容ないようが100%理解りかいできなかったら、ほか未経験みけいけんエンジニアにおくれをり、ジュニアプログラマ―としてのスタートも出遅でおくれます。

また、入社後にゅうしゃご日本語にほんご使つかいますので、N1がいとビジネスにおけるコミュニケーションはむずかしくなります。

日本人にほんじんおなじくらいの理解力りかいりょくがあれば、研修けんしゅうはやおわわらせることができ、コーディング業務ぎょうむ着手ちゃくしゅすることができます。

② プログラミングスクールにかよってコーディングをまな

プログラミングスクールでコーディングについてまなんでおくと、入社後にゅうしゃご研修けんしゅうでは、日本人にほんじん未経験者みけいけんしゃよりもはやくコーディングすることができます。

日本語にほんご母国語ぼこくごである日本人にほんじんでも、未経験みけいけんでの研修けんしゅう理解りかいするのに時間じかんがかかります。

だからこそ、研修けんしゅうまえすこしでも知識ちしきれておいたり、ある程度ていどコーディングの経験けいけんをしておきましょう。

プログラミングスクールにかよ最大さいだい目的もくてきは、スクール卒業そつぎょうとともに、求人きゅうじん紹介しょうかいしてくれるスクールもあるからです。

プログラミングをまなびながら卒業そつぎょう同時どうじ就活しゅうかつもできるのであれば、一石二鳥いっせきにちょうですね。

そもそも、給料きゅうりょうをもらいながら研修けんしゅうけてITについてまなぶという、身的みてきかんがかたは、あまいです。

会社かいしゃからすると、「そんなの自分じぶんまなべ!!」おもわれてしまいますし、身的みてきかんがかたしかできない人材じんざいは、いらないのです。

③ フリーランスとしてはたらき、実務経験じつむけいけん

プログラミングスクールで、コーディングにかんする知識ちしき経験けいけんをある程度積ていどつんだからとって、いきなりITけい仕事しごとさがすのではなく、まずはフリーランスとしてはたらはじめましょう。

なぜなら、プログラミングスクールでまなんでも、まだまだ即戦力そくせんりょくではないため、求人きゅうじん応募おうぼしても不採用ふさいようになるからです。

プログラミングスクールでまなんだだけでは、まだスタートラインにすらっていません。

ITエンジニアとしての第一歩だいいっぽとして、フリーランスとして実務経験じつむけいけんみましょう。

まずは、コーディングやテストなどの下流工程かりゅうこうていでのフェーズでのやさしい仕事しごとからはじめましょう。

経験けいけんみ、素早すばやくミスなくコーディングができるようになったら、ワイヤーフレームの設計せっけいやデータベースの設計せっけいなどの上流工程じょうりゅうこうていでのフェーズのお仕事しごと積極的せっきょくてき挑戦ちょうせんしていきましょう。

フリーランスとしてはたらいた期間きかんも、実務経験年数じつむけいけんねんすうふくまれるため、求人きゅうじん応募おうぼするときはもう未経験みけいけんではなく、立派りっぱ即戦力そくせんりょくエンジニアとして選考せんこうすすむことができます。

以上いじょうが、未経験みけいけんでもエンジニアになるステップです。

フリーランスとして何年間活動なんねんかんかつどうしたらいいかについては、日本語にほんごレベルによってわります。フリーランスから企業きぎょう応募おうぼするタイミングはこちらを参考さんこうにしてください。

JLPT N1合格者ごうかくしゃ
ねんほどフリーランスとしてコーディングを経験けいけんしましょう。

JLPT N2合格者ごうかくしゃ
年以上ねんいじょうフリーランスとしてコーディングや設計せっけい経験けいけんしましょう。

JLPT N3~N4合格者ごうかくしゃ
年以上ねんいじょうフリーランスとして上流工程じょうりゅうこうていからプロジェクトに参加さんかして、様々さまざまなアプリを開発かいはつしておきましょう。

たとえ、その業種ぎょうしゅでは未経験みけいけんであっても、みずかまなび、フリーランスとして経験けいけんめば、それはもう経験者けいけんしゃになります。

企業きぎょうは、みずか行動こうどうし、まなぶことができる人材じんざい採用さいようします。

なので、未経験みけいけんからスクールでまなび、フリーランスとして様々さまざま案件あんけん開発かいはつしてきた経験けいけん面接めんせつつたえることで、れてITエンジニアとして日本企業にほんきぎょうはたらくことができます。

JLPTの問題もんだい

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