②採用されやすい人の特徴

リスニングをきく

転職活動てんしょくかつどうでは、会社かいしゃに応募おうぼして書類選考しょるいせんこうを通過つうか → 1次面接じめんせつ → 2次面接じめんせつと内定ないていまで多おおくの超こえるべきステップがあります。

実じつは、会社かいしゃが内定ないていを出だすかどうかは、書類選考しょるいせんこうの段階だんかいである程度ていど決きまっています。

会社かいしゃは履歴書りれきしょなどを見みて、この人ひとは活躍かつやくしそうだ、この人ひとは社風しゃふうに合あっているかも！など、ある程度合否ていどごうひを決きめている会社かいしゃも多おおいです。

あとは実際じっさいに会あってみて、その人ひとの性格せいかく・第一印象だいいちいんしょう・日本語能力にほんごのうりょくなどを話はなして最終決定さいしゅうけっていします。

このレッスンでは、どのような人ひとが書類選考しょるいせんこうの時点じてんで受うかりそうなのか、について詳くわしく解説かいせつします。

今いまから説明せつめいする４よっつの項目こうもくにマッチしている人ひとは、内定ないていが出でやすいですが、油断ゆだんせずに日本語にほんごをしっかり勉強べんきょうして対策たいさくを徹底てっていしましょう。

日本にほんは学歴社会がくれきしゃかいなので、偏差値へんさちが高たかい大学だいがくを卒業そつぎょうした人ひとは、大企業だいきぎょうに就職しゅうしょくできると言いわれていました。

学歴がくれきは選考せんこうにおいて、重要じゅうような採用指針さいようししんとなり、多おおくの企業きぎょうが有名大学出身者ゆうめいだいがくしゅっしんしゃを採用さいようする傾向けいこうにあります。

なぜ、会社かいしゃは高学歴人材こうがくれきじんざいを雇やとうかというと、地頭じあたまが良よいと仕事しごとができると思おもわれているからです。

なので、日本にほんで言いう東京大学とうきょうだいがくなど偏差値へんさちが高たかい大学だいがくを卒業そつぎょうした人ひとは、転職てんしょくでとても有利ゆうりになります。

有名大学ゆうめいだいがくを卒業そつぎょうしていなくても大丈夫だいじょうぶです。

日本にほんでは、ITパスポートやCCNAなど、仕事しごとに活いかせる資格しかくを持もっている人ひとは、有名大学出身ゆうめいだいがくしゅっしんでなくても優遇ゆうぐうされます。

仕事しごとに活いかせる資格しかくをできるだけ多おおく取得しゅとくしましょう。

大学だいがくや短大たんだいを卒業そつぎょうしていないと、そもそもVISAが取とれないので大学だいがくは卒業そつぎょうしておきましょう。

入社にゅうしゃしたら、学歴がくれきや出身大学しゅっしんだいがくは、全まったく関係かんけいありません。

有名大学ゆうめいだいがくを卒業そつぎょうしても仕事しごとができない人ひとはいますし、大学だいがくに行いっていなくても社長しゃちょうになって、ものすごくお金かねを稼かせぐ人ひともいます。

なので、資格取得しかくしゅとくのために勉強べんきょうしたり、本ほんをたくさん読よんでインプットを増ふやしましょう。

日本企業にほんきぎょうでは、１ひとつの会社かいしゃで3年以上ねんいじょう働はたらいている人ひとを採用さいようします。

1年未満ねんみまんで退職たいしょくを繰くり返かえす人ひとは、転職てんしょくにおいてかなり不利ふりになります。

なぜなら、日本にほんでは採用さいようした社員しゃいんへ、時間じかんとお金かねをかけてじっくり育そだてていくからです。

入社後にゅうしゃごすぐに辞やめたらたら会社かいしゃは非常ひじょうに困こまるのです。

会社かいしゃは人材じんざいを採用さいようするために、求人広告費きゅうじんこうこくひや、採用活動さいようかつどうをする人事じんじの人件費じんけんひなど莫大ばくだいなお金かねをかけています。

転職てんしょくしたことで、たとえキャリアアップできたとしても、１～２年ねんの短期離職たんきりしょくを繰くり返かえし、転職回数てんしょくかいすうが５回以上かいいじょうと多おおいと、書類選考しょるいせんこうで不合格ふごうかくになります。

転職回数てんしょくかいすうが４回以上かいいじょうでも大丈夫だいじょうぶです！

日本人にほんじんの転職てんしょくエージェントにポジティブな転職理由てんしょくりゆうを考かんがえてもらいましょう。

彼かれらは転職てんしょくサポートのプロなので、たとえネガティブに聞きこえるような転職理由てんしょくりゆうでもポジティブな理由りゆうに変かえてくれます。

また、その理由りゆうをきちんと応募企業おうぼきぎょうへ伝つたえてくれるので、書類選考しょるいせんこうに合格ごうかくする確率かくりつも高たかまります。

短期離職者たんきりしょくしゃへのネガティブな印象いんしょうを払拭ふっしょくできなくても、経験けいけんやスキルなど別べつの貢献こうけんポイントを見みつけて応募者おうぼしゃに代かわって企業きぎょうへアピールしてくれます。

日本にほんに来て働くなら、できるだけ早い方がいいです。

日本にほんへの転職てんしょくは、若わかければ若わかいほど有利ゆうりですが、未経験みけいけんや実務経験年数じつむけいけんねんすうが１～２年ねんだと経験不足けいけんぶそくで不合格ふごうかくになります。

前述ぜんじゅつした通とおり、日本企業にほんきぎょうは若手わかてを採用さいようして、幹部候補かんぶこうほとして時間じかんをかけて育成いくせいしていくからです。

転職しゅうしょくのタイミングは年齢ねんれいが若わかければそれで良よい、というのではないため、以下いかを参考さんこうにしましょう。

日本人にほんじんの場合ばあい、転職てんしょくには年齢制限ねんれいせいげんがあり、35歳さいを過すぎると内定率ないていりつが下さがっていく傾向けいこうにあります。

転職希望者てんしょくきぼうしゃの市場価値しじょうかちが高たかければもちろん採用率さいようりつも高たかまるので、その人ひとの能力次第のうりょくしだいではあるため、一概いちがいには言いえません。

年齢ねんれいが35歳以上さいいじょうでも大丈夫でだいじょうぶす！

転職てんしょくエージェント経由けいゆで、シニア向むけ求人きゅうじんへ応募おうぼしましょう。

Googleなどに掲載けいさいされてある求人きゅうじんはごく一部いちぶであって、ハイスキル求人きゅうじんなどはネット上じょうには無なく、非公開求人ひこうかいきゅうじんとなるため、エージェント経由けいゆでしか応募おうぼすることができません。

非公開求人ひこうかいきゅうじんの中なかには、リーダーやマネージャーなどの管理職かんりしょくから、経験豊富けいけんほうふな４０代人材だいじんざいを採用さいようする求人きゅうじんも多おおく存在そんざいします。

また、転職てんしょくエージェントは応募者おうぼしゃの代かわりに、これまでの経験けいけんやスキルを活いかしてどう会社かいしゃへ貢献こうけんするかをしっかりとアピールしてくれます。

日本にほんで働はたらくには、やはりN2以上いじょうの日本語能力にほんごのうりょくが必須ひっすです。

JLPT N２を持もっていないと、応募おうぼできる求人きゅうじんが減へってしまいます。

どのくらい減へってしまうかというと、このようなデータがあります。

外国人がいこくじんを採用さいようする会社かいしゃの求人きゅうじんの多おおくは、JLPT N1必須ひっすと書かいてあります。

JLPT N１に合格ごうかくしていなくても大丈夫だいじょうぶです。

とにかくスキルを磨みがきましょう。

N１に合格ごうかくしても、実務経験じつむけいけんが３年未満ねんみまんと短みじかく、スキルも弱よわい場合ばあいは不採用ふさいようになります。

ですが、N３しか持もっていなくても経験けいけんが5年以上ねんいじょうあり、スキルが高たかいと採用さいようされます。

会社かいしゃが最もっとも採用さいようしたい人物像じんぶつぞうは、実務経験じつむけいけん5年以上ねんいじょう、そしてスキルも高たかく、日本語にほんごレベルもJLPT N１に近ちかい人ひとです。

可能かのうであれば、応募おうぼする前まえにN２に合格ごうかくしておくと選考せんこうを有利ゆうりに進すすめることができますよ。

日本企業にほんきぎょうが採用さいようしたい外国人材がいこくじんざいの特徴とくちょうとしては、このような人ひとたちでしたね。

書類選考しょるいせんこうにおいて、以下いかの４よっつに当あてはまる人ひとは、内定ないていをもらえる確率かくりつが高たかまります。

これらの４よっつの特徴とくちょうはあくまでも参考さんこうとして捉とらえて、これらの条件じょうけんに当あてはまる人ひとが必かならず採用さいようされるということではありません。

これらに全まったく当あてはまらない方かたでも大丈夫だいじょうぶです。

以下いかのことに気きを付つければ採用さいようされる可能性かのうせいは高たかまります。

これらを踏ふまえて少すこしでも内定ないていをもらえるように準備じゅんびをしてくださいね。

JLPTの問題もんだいを解とく