JLPTだけじゃない!日本で働くのに必要な日本語能力検定試験とは?

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JPTは持っていますか?

正直に言うと、JLPTだけが日本語能力を証明する方法ではありません。
もちろんJLPTは重要ですが、それよりも大切なこともあります。

例えば、JLPT N2を持っていれば就職や転職で有利になるのは確かです。
しかしJLPTには大きな問題があります。

  • 年に2回しか試験がない
  • 結果が出るまで約1か月かかる

「そんなに待てない」という人も多いですよね。

実は、JLPT以外にも就職や転職に役立つ日本語試験がいくつかあります。

NATテスト
Jテスト
BJT、などなど

それぞれ試験の目的や内容が少しずつ違います。

今日は、日本語試験について分かりやすく解説していきます。

それぞれの

  • 試験の特徴
  • どんな人におすすめなのか
  • 就職・ビザ・留学でどれが有利なのか

を詳しく説明しますので、ぜひ最後まで見てください。

JLPT(日本語能力試験)

まず一番有名なのがJLPTです。

JLPTは世界で最も受験者が多い日本語試験で、日本で働くときや留学するときの基準になることが多い試験です。

レベルは5段階あります。

  • N5:一番やさしい
  • N4:基本的な日常会話
  • N3:簡単なビジネス会話や大学生活ができる
  • N2:ビジネス現場でスムーズに会話できる
  • N1:新聞や専門書も読める上級レベル

JLPTでは主に、読解・聴解・文法・語彙が出題されます。

しかし、ここに大きな問題があります。
スピーキングとライティングの試験がありません。

つまり、JLPTだけでは、話す力・書く力を証明できないのです。

実際に、、N5なのに日本語がペラペラな人、N1なのに会話が苦手な人もいます。

だから企業側も、実際に面接してみないと日本語力が分からないということがあります。

とはいえ、日本企業の多くは「JLPT N2以上」を採用基準にしています。

そのため、就職や転職を目指す人はまずJLPTを目標にするのがおすすめです。

NATテスト

次に紹介するのがNATテストです。

NATテストは、JLPTと非常によく似た試験です。
問題の形式やレベルも、ほとんど同じです。

しかし、大きな違いがあります。

JLPT→ 年2回(7月・12月)
NATテスト→ ほぼ毎月開催

つまり、JLPTを受け逃した人、早く結果が欲しい人にとても便利です。

しかも結果は約1か月以内に出ます。

特に、ネパール、インド、ベトナムなど、日本留学を目指す人がよく受験しています。

NATテストのメリットはこの3つです。

  • JLPTと同じ形式
  • 毎月受験できる
  • 結果が早い

JLPTを待てない人には、とてもおすすめの試験です。

Jテスト

次はJテストです。

Jテストは実際に使える日本語力を測る試験です。

JLPTが、読む、聞く能力を中心にしているのに対し、
Jテストは、会話に近い表現、スピード、実際の言い回しなども評価されます。

レベルはA〜Fの6段階です。

例えば

  • Aレベル:ビジネスで高度な日本語が使える
  • Cレベル:日常生活で問題なく使える
  • Eレベル:基礎レベル、などです。

また、Jテストは企業評価にも強い試験です。

例えば「Jテスト600点以上」を採用条件にしている企業もあります。

さらにスピーキングテストも追加できます。

つまり、会話力を証明したい人におすすめの試験です。

日本で働く場合、やはり一番大切なのはコミュニケーション能力です。

そのため、個人的にはJLPTよりJテストの方が実用的だと思います。

BJT(ビジネス日本語テスト)

最後はBJTです。

BJTはビジネス日本語に特化した試験です。

出題内容は

  • メール
  • 会議
  • 電話
  • 交渉、など、実際の会社で使う日本語です。

対象は日本で働いている外国人、ビジネス日本語を証明したい人です。

BJTはJLPTのようなレベルではなく、スコア制です。

例えば

  • 530点以上:ビジネス上級
  • 420〜529点:中級
  • 320〜419点:初級となっています。

BJTは特に

  • 商社
  • IT
  • コンサル
  • 観光業

などのホワイトカラー職で評価されやすいです。

JLPTでは測れないビジネス敬語、報告・連絡・相談(ホウレンソウ)などの能力も評価されます。

日本でオフィスワークをしたい人にはとてもおすすめの試験です。

どの試験を受けるべき?

では、どの試験を受ければいいのでしょうか。

目的別に説明します。

日本に留学したい人
JLPT または NATテスト
ただし学校によってはJLPT N2が条件の場合もあります。
早く結果が欲しい人はNATテストがおすすめです。

日本で働きたい人(技術職)
例えば、工場、エンジニア、技術職。この場合JLPT N2が基本条件になります。
さらにJテスト600点以上があると面接で高評価です。

オフィスワークをしたい人
おすすめの組み合わせはJLPT N1 + BJTです。

  • JLPT → 読解力
  • BJT → ビジネス能力

この2つで強いアピールになります。

会話力を証明したい人
おすすめJテスト + スピーキングテスト
JLPTには会話試験がないので、話す力を証明するならJテストが有利です。

まとめ

日本語試験にはいくつか種類があります。

おすすめの順番は

  1. JLPT N2を目標にする
  2. その後、目的に合わせて他の試験を受ける

試験はゴールではありません。
あなたの努力を証明するツールです。焦らず、自分のペースで勉強しましょう。

最後にまとめです。

JLPT

世界標準。
日本企業や学校が重視する基本資格。

NATテスト

JLPTと同じ形式。
毎月受験できて結果が早い。

Jテスト

実践的な日本語能力を評価。
会話力を証明したい人におすすめ。

BJT

ビジネス日本語専門。
オフィスワークを目指す人におすすめ。

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