企業との面接に進むためには、書類選考に合格する必要があります。
履歴書や職務経歴書などの書面で、自身のスキルや経験をアピールする必要があります。
本当だったら、面接官に実際に会って話したいのですが、日本ではそれができません。
この記事では、書類選考に合格するためのヒントをお伝えします。
そしてどのような人が不合格になるのか、良い例と悪い例をお伝えしますので、最後まで読んでくださいね。
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①書類選考に合格する方法とは?

結論から言うと、応募する会社の企業研究をして、課題を見つけます。
その課題を、自分ならどう解決できるか、を提案すれば、書類選考に通過することができます。
あなたが採用担当だとして、このような人がいたら会ってみたくないですか?
転職活動は、営業で同じです。
自分のスキルや経験で、相手の課題をどう解決できるかを提案し、相手にベネフィットを伝えることがポイントです。
ここからは、具体的な企業研究の仕方をお教えします。
かなり実用的なのでぜひ参考にしてください。
会社のホームページを見るのは当然ですが、会社の口コミサイトを見ましょう。
なぜなら、口コミサイトでは、
その会社の強みや弱点、
どういう事業展開をしているのかなど
そこの会社で働いている社員にしか、わからない情報を得ることができるからです。
口コミサイトでは以下の情報を検索してみましょう。
①会社の弱点
②社員が思う改善点
一つずつ見ていきましょう。
①会社の弱点
例えば、あなたがアプリ開発の仕事に応募したとします。
口コミサイトにはその会社で働く社員が、その会社の弱点、例えば、アプリがなかなかダウンロードされないことを知るとします。
そうすると、あなたはインバウンド向けに、外国人観光客向けの英語アプリを、作ることを提案することができます。
②社員が思う改善点
例えば、あなたがシステム開発の仕事に応募したとします。
口コミサイトにはその会社で働く社員が、業務が未だにアナログで残業が多く、退職者が多い、ということを知るとします。
そうすると、あなたは、社員の残業時間を減らすことで、離職率も同時に減らすような、業務効率を上げるためのシステム開発を提案することができます。
実際に口コミサイトにあるのは社員の生の声で、普段は知りえない情報です。
このような提案を以下に書きましょう。
履歴書の中の、志望動機のところに書く
職務経歴書の中の、活かせる知識や経験のところに書く
提案をしたからと言って、採用後は必ずその業務をしないといけない、という訳ではなありませんが、あまり大きいことを言いすぎるのも良くありません。
②書類選考に合格しない【悪い例】

これまでは、どうしたら書類選考に合格するかをお伝えしました。
ここからは、どういう人が書類選考を通過できないのかを具体的にお伝えします。
要は、今からお伝えすることに注意したら、合格できる確率が高まります。
不合格になる人の特徴は、以下の通りです。
①貢献ポイントが漠然としている
②アピールのしすぎ
③志望動機の使いまわし
一つずつ解説します。
①貢献ポイントが漠然としている
応募書類の中では、どのように会社に貢献できるかを伝えますが、このように書く人は不合格です。
言葉自体は悪くはありませんが、短すぎるというか、どう貢献できるのかがイメージできません。
5年間でどういう経験をしたのか、そして、どういう風に貢献できるのかをもっと具体的にしましょう。
②アピールのしすぎ
履歴書には、活かせる資格を書くところがあります。
通常は、仕事に活かせる知識のみを書きますが、仕事と関係ない資格をたくさん書くことは、あまり良くないです。
例えば、機械設計の仕事に応募するとします。
免許・資格のところの良い書き方と、悪い書き方をお伝えします。
良い書き方
悪い書き方
お分かりでしょうか?
秘書検定を持っていても、その資格は機械設計とは関係がありませんので、書かないでください。
③志望動機の使いまわし
志望動機や自己PRなどは、応募する企業によって変わってきます。
つまり、応募する企業によって志望動機などを使い分ける必要があるのです。
めんどうな作業ではありますが、企業ごとに志望動機を作りましょう。
志望動機では、他の会社ではなく、なぜこの会社に入りたいのか、その理由を熱く語りましょう。
本音を言うと、志望動機はこのような理由ですよね。
今の会社よりも給料が高い、
この会社は家から近いから通勤が楽、
残業が少ないから、
正直、あなたを面接する面接官でさえ、「給料が高いから転職した」のです。
でも、それらをそのまま伝えると不採用になるので、上手く志望動機を作りましょう。
応募する会社のことをよく調べて、いい意味でのウソを言いましょう。
日本語には本音と建て前という言葉があるように、本当に言いたいことでも、その場に合った言葉を選んでください。
③まとめ

ここまで、書類選考に合格する方法について説明してきました。
最後に、このワードを使ったら書類選考に合格できるマジックワードをお伝えします。
そのマジックワードがこちらです。
もちろん、ただ「キャリアアップしたい」ということだけを伝えるのではなく、
なぜキャリアアップが必要なのか、
どうキャリアアップしたいのか、
そしてキャリアアップできたらどう会社に貢献できるのか?
この3点を伝えることができれば、企業側は「この人はモチベーションが高く、入社したら活躍してくれるだろう」と思ってくれます。
ポジティブな言葉は会社に好印象を与えるので、応募書類にはポジティブな理由をたくさん書いてください。
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