転職の際、多くの外国人が、関東や関西で働きたい、もしくは、今住んでいるエリアで働きたい、など勤務地にこだわる方もいます。
もちろん勤務地も大事ですが、そこに仕事があるのであれば、どこでも働ける、というふうに勤務地をはじめから限定しない方が、早く仕事が見つかりますよ。
外国人の転職成功率は、日本人に比べて低いのが現状です。
ですが、少しでもチャンスを広げて、良いお仕事に就けるように、そしてどうしたらすぐに仕事が見つかるのかについて、詳しく説明しますので最後まで読んでください。
転職をお考えの方は、こちらからお問合せください。
①日本中どこでも働ける人の採用率は高い

会社の人事が思う、勤務地を限定したり、転勤ができない方の採用率は以下の通りです。
勤務地にこだわらず、日本全国勤務ができる(転勤できる)方の採用率:8割
勤務地が限定されており、転勤できない方の採用率:2割
※このアンケートは、外国人を採用する日本全国に支店がある企業の場合です。支店数が少なかったり、支店が西日本/東日本しかないなどの場合の採用率は異なります。
このように、転職時に勤務地をこだわってしまうと、内定率も下がってしまいます。
なぜ、勤務地にこだわらず、日本全国どこでも働ける、または転勤ができる外国人を採用するのでしょうか?
それは会社には、全国に様々なプロジェクトがあり、あなたのスキルや経験にマッチするお仕事が、関東に限らず全国にあるからです。
例えば、あなたにマッチする仕事が愛知県にあるとします。
そのお仕事は、人が足りず仕事が回らない状態で、今すぐにでも誰かを採用しないといけません。
あなたのスキルが仕事にマッチしており、あなたが愛知県で働けるのであれば、すぐに採用になります。
もし、愛知県ではなく関東エリアで限定すると、会社はあなたにマッチしたお仕事を、関東エリア内で探さないといけません。
早く日本で仕事が欲しいのであれば、勤務地は限定せずに、そこにあるお仕事に就くことをおススメします。
②仕事がたくさんある県

どういうお仕事が関東にあり、どういうお仕事が関西になるのか?などお仕事によってある程度勤務地は決まっています。
外国人に人気のあるお仕事を例に、そのお仕事に就くなら何県になるか、予想してみましょう。
①機械・電気系エンジニアの場合
神奈川県 埼玉県 愛知県 など
以上の県には、大手自動車メーカーに関連するお仕事がたくさんあるからです。
②IT系エンジニアの場合
関東、特に東京 日本全国
IT系の会社は東京を中心に、日本全国にあります。
ITエンジニアとして働く場合は、比較的勤務地は選べそうですね。
③工場の場合
地方(山奥など土地が広く、あまり人がいない場所)
工場の多くは、山奥にある場合が多いです。
なぜなら、工場はとても大きく、土地が広い山奥にしか建てられないからです。
また、工場のような大きい箱を関東に立てる場合、コストがかなりかかってしまうからです。
以上はあくまでも予想なので、勤務地が異なることもあります。
③実は勤務地は決められる?!

働く側からすると、転職する際、今住んでいる場所で仕事を変えたい、または転勤ができない方も多いと思います。
例えば、今は家族
と一緒に住んでおり、奥さんも同じエリアで働いている場合、奥さんも勤務地を変えないといけなくなると、奥さんも転職活動をする必要があります。
もしくは、子どもが学校に通っている場合、働く場所が変わると、子どもは転校しないといけません。
もしくは単身赴任で1人で違う場所で働きます。
転職の面接時に、希望勤務地や転勤について聞かれた時のベストアンサーをお伝えしますので、ぜひ使ってみて下さい。
家族がいるので勤務地を限定したい答え
日本語学校や、自動車学校など、学校に通っている場合の答え
子どもが学校に通っているため、転勤ができない場合の答え
奥さん(旦那さん)が日本語が話せず、日本に慣れていない場合
このように、答えずらい質問への答え方は、YesでもNoでもない、微妙な答え方で答えを濁すことです。
ハッキリ伝えてしまうと、勤務地が自分の予想外の場所になった場合、変更できないかもしれません。
勤務地は決めたいし、転勤をしたくない場合は、日本全国で働きたいし、転勤もできるよ!という意思を見せながら、一度会社と相談して、即答しないことです。
うそを言わずきちんとした理由であれば、会社もあなたの家庭の事情を理解してくれますよ。
理由については一度日本人に相談してみましょう。
日本人のようなYesでもNoでもないベストアンサーを一緒に作ってもらいましょう。
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