転職を成功させる人は面接の準備段階でものすごく努力しています。
日本人でも面接の前は企業からの想定質問を準備し、さらに質問に対する答えも考えて何度も模擬面接をします。
中には自分で自分の面接ビデオを撮り、自身の話し方やスピードが適切か、そして面接官にどのように伝わっているのかをチェックする人もいます。
日本で働きたい外国人の方は、母国語ではない言葉で面接を受ける必要があります。
日本人でも何度も何度も練習をしますが、あなたは面接の前に何回練習しましたか?
この記事では面接に合格する人の特徴をお伝えします。面接に合格した人はどういう面接対策をして、どういう努力をしたのかをこっそりお教えしますね。
転職をお考えの方は、こちらからお問合せください。
①日本語で面接で言う文章を作る人

面接で伝えたい文章は英語や母国語ではなく、日本語で作りましょう。
理由は、文章を英語で作り、それらを日本語に翻訳した時に難しい単語が入っているからです。
翻訳サイトで日本語に翻訳すると、自分が知らない / 日常会話の中で今まで使ったことがない難しい単語が含まれているので単語を覚えられません。
また、普段使わない言葉なので、その単語のそもそもの意味を理解していないため、正しい使い方が分からず、おかしな日本語になってしまいます。
英語で作った文章を翻訳しても、面接官はその文章が翻訳されたこと、日本語で作っていないことをすぐに見抜きます。
ですが、複数の会社から内定をもらった外国人の方は、想定質問に対して自分が知っている日本語を使って、日本語で文章を作っています。
これまでの経験や、スキルなどの文章を日本語で書くことで、日本語の練習になり、難しい単語を無理に使わずに、自分が知っている単語のみ使うことで、スムーズに話すことができます。
言うまでもなく日本企業との面接は日本語で行われます。自分が伝えたい文章を考える時は英語ではなく、日本語で準備しましょう。
そして日本企業が面接の中で、面接官がどのような質問をしてくるのかの想定質問リストを必ずゲットしましょう。
ネット上に様々な質問リストがあります。想定質問を知れるだけでなく、面接に合格するためのヒントなども書いてありますのでぜひ見てください。
面接ではどのような単語を使うのか、これらの単語を使うと面接に有利です。
②企業分析ができている

日本の面接では、志望動機を必ず聞かれます。
これらの質問に面接官が納得するように答えなければなりません。
●なぜこの会社を応募したいのか?
●なぜこの会社で働きたいのか?
●なぜ他の会社ではなくこの会社なのか?
なぜ応募したか?と言われると、今の会社が嫌いだから新しい会社に入りたい。そしてこの会社の方が給料が高く、家からも近いから。ですよね。
ですが、そんなことを言うと不採用になります。
面接に合格した人たちは、応募した会社のホームページを見て研究しています。
その会社がどういう会社なのかを理解し、自分の経験がどう活かせるのか、そしてその会社にどう貢献できるのか、を論理的に考えています。
きちんとした理由であれば面接官も納得して採用を出すでしょう。
例えば、好きな人がいるとします。あなたはその人に好きになってもらいたいので、その人のことを調べますよね?
あの人はどういう性格なのか?
好きな食べ物は何なのか?
デートするならどこに行きたいのか?
などの情報を調べて、自分と共通点があるかどうかを必死に調べますよね。
それと全く同じことで、会社に振り向いてもらうために会社のことを徹底的に調べてあなたとの共通点を見つけましょう。
そうすると志望動機も簡単に作ることができます。
③ レスポンスが早く、自己管理ができる人

外国人の場合、自分で求人に応募するのではなく、転職エージェントを使うことが多いと思います。
よくありがちな間違いですが、転職エージェントが何でも全てやってくれると思っていませんか?転職する際はエージェントに任せっきりにしてはいけません。
転職エージェントは、外国人の代わりに履歴書や職務経歴書などの応募書類を作ってくれます。
エージェントはあなたの経験やスキルを企業に伝えるためにたくさんヒアリングしてきます。また、応募に必要な書類の提出も求められる場合もあります。
もしあなたがエージェントからの質問に1週間後に返信すると、エージェントは【この人は仕事が遅いのか?】と不信感を抱き始めます。
この候補者は時間の管理ができていない、つまり仕事ができないかもしれない。そのような人を会社に紹介できないな・・・と判断されることもあります。
いくら仕事が忙しいからと言って、全く連絡しないのは避けてください。
今は忙しいので仕事が落ち着いてから連絡する、と一報を入れるだけで印象は全然変わりますよ。
また、せっかく設定した面接をすっぽかしてしまう人もいます。
みんな働いていて忙しいのは理解できます。そして誰でも忘れることはあります。ただ、面接日は絶対忘れないようにスケジューリングを徹底しましょう。
会社の採用担当者は、忙しい時間を割いてあなたに会ってくれます。
もし面接日を忘れてしまった場合、企業側にとって時間の無駄になり、イメージもかなり悪くなります。更にはエージェントからも信頼されなくなり、お仕事を紹介してもらえなくなります。
エージェントからの提出物の依頼や、まめなコミュニケーションなども、実はチェックされているかもしれません。
レスポンスを迅速に対応しましょう。
④ まとめ

ここまで面接で受かる人はどのような対策をして、どう努力しているのかについてお話しました。
これらを対策しましょう。
①面接で伝える文章を日本語で考える人
②企業研究ができる人
③レスポンスが早く時間管理ができる人
どれも当たり前なことですが、非常に大事なポイントです。
面接の練習は何度も行い、企業のことを知り尽くしましょう。
転職をお考えの方は、こちらからお問合せください。
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