会社に応募した後、書類選考に合格したら、次は会社の面接官との面接になります。
面接ではこれまでの業務における経験や、どういうスキルがあるのか、またそのスキルをどうやって会社に貢献できるかなど、様々な質問をされます。
これまでの経験をどう活かせるかをきちんとアピールできれば採用されます。
新卒と中途採用(経験者)の内定率を見ていきましょう。
新卒の内定率:83%
中途採用の内定率:30%(日本人の場合)
ヘッドハンティングや、部長職での採用などでなければ、転職は年齢が高ければ、高いほど内定率が下がります。
企業が求めている採用ターゲットです。
実務経験3年以上の20代若手人材
実務経験10年以上の35歳までの即戦力人材
この採用ターゲットに当てはまらなくても、実際に多くの人が転職で成功しています。ではどうやって転職を成功させるのか?
この記事では、面接で不合格になった方の特徴をランキング形式でお伝えします。
これらに注意して面接に挑めば内定率も上がりますので、ぜひ最後まで読んでください。
転職をお考えの方は、こちらからお問合せください。
①【5位】企業研究をしていない

なぜあなたは、他の会社ではなく、この会社に応募しましたか?
もし入社できたらあなたのやりたいことはこの会社でできますか?
これらの質問に明確に答えられますか?多くの人は答えられません。
転職理由は給料を上げたい、ですが、お給料のことを伝えると不採用になるので気を付けてください。
面接の前には必ず応募した会社のホームページを見
て企業について研究しましょう。
この会社は何をしているのか?
他の会社と何が違うのか?
自分のスキルや経験をどう会社に活かせるのか?
以上3点を面接の前に準備しておきましょう。面接中にこれらについて聞かれたときに、きちんと答えられれば内定に近づきます。
②【4位】自分の研究をしていない

面接官はあなたのことについて詳しく質問してきます。つまりあなた自身があなたのことをものすごく理解しておく必要があります。
◆これまで、どのような仕事をしてきて、どのようなスキルを持っているのか?
◆長所・短所は何か?
◆上司や同僚からあなたはどのような人と言われるのか?
などの質問にすぐに答えられますか?
書類選考
合格から面接まで約1週間あります。この時間を有効活用しましょう。
これまで経験した仕事についてや、経験したこと、得たスキル、経験をどうやって会社に貢献するかを紙に書いてまとめましょう。
まとめたら、もっとも伝えたいことを選び、そのストーリーを面接で伝えましょう。
自分のことは自分が一番理解しているから、研究など必要ない!と思われますが、面接の場では緊張して伝えたいことが上手く伝えられません。
なので面接の前には必ず自分の研究を行いましょう。
③【3位】清潔感がない

面接では、見た目がとても大切です。ネクタイが真っすぐでなかったり、寝ぐせを直さずに面接に行くと不採用になる可能性があります。
美人やイケメンが有利という訳ではなく、身だしなみをきちんとすることが大事です。
男性の身だしなみチェック
✓スーツやネクタイは派手ではない落ち着いた色を着ましょう。
✓シャツにはアイロンをかけましょう。
✓髪は短く、ひげを剃りましょう。
女性の身だしなみチェック
✓テーラードスーツにひざ丈のスカート、もしくはパンツスーツを着ましょう。
✓ナチュラルなストッキングを履きましょう。
✓香水やフレグランスはつけないようにして下さい。
✓靴は黒のパンプスがベストです。
メラビアンの法則を知っていますか?
誰かとコミュニケーションを取るとき、話しを理解する時は
55%は目に見える情報から、38%は声からの情報から、7%が話す内容からと言われています。
つまりあなたが言いことは、相手には実は7%しか伝わっていないのです。
裏を返せば、外見や話し方(話すスピードや声のトーン)で、言いたいことが93%伝わる、ということです。
いくらあなたに素晴らしい経験があっても、清潔感がなく身だしなみが整っていないと不採用になるということです。経験やスキルを伝えるのは、身だしなみを整えてから伝えましょう。
何かを人に伝える時は、明るい表情で、ハキハキと大きな声で伝えることで、あなたの伝えたいことはほとんど相手に伝わります。
外国人の方ならなおさらです。日本語がネイティブでないからこそ、清潔感を持って大きな声でゆっくり話しましょう。
④【2位】給料や年収を気にしすぎる

転職で叶えたいこと第一位は年収アップです。生活するためにもお金は必要です。しかし給料や年収を上げたいから転職すると必ず失敗します。
なぜなら、もし他に待遇の良い会社があればまたすぐに転職してしまうのでは?と思われるからです。
年収交渉時は次のように言いましょう。
このように伝えればあなたの印象は良くなりますよ。
年収交渉はとても難しいので転職エージェントに年収交渉は任せましょう。
エージェントはあなたの市場価値を正確に企業に伝えてくれます。
実は多くの人が転職で年収を上げようとしておりますが、勘違いをしている人がたくさんいるので、勘違い2選をご紹介します。
即戦力とは言え、新しい会社に入れば1年目になります。
会社が変わればルールも違う、仕事の進め方も違うとなると今の年収のパフォーマンスを発揮できませんよね。
大前提として年収は転職して上げるものではなく、転職先で頑張って働いて結果を出して上げるものなのです。ここを履き違える方がたくさんいます。
年収が上がるということは残業が多かったり、休日出勤があったりなど給料が上がればその分大変になります。
きつい仕事=応募がない・人手不足だから高い給料を払っているのです。なのでお金をもらうなら、自分
の時間などを犠牲にする必要があります。
もちろんお金も大事ですが、会社の福利厚生や、自分や家族との時間などプライベートも重視しましょう。
スキルがあれば給料は徐々に上がっていきますよ。
⑤【1位】面接の練習をしない

面接で不合格になる原因の第一位は面接の練習をしない!です。
面接の前に何回練習しましたか?最低でも10回以上は練習しましょう。日本人でもたくさん面接の練習をします。
面接では緊張して伝えたいことを忘れたり、日本語が上手く話せなかったりします。せっかく素晴らしい経験やスキルがあっても、うまくコミュニケーションが取れないと非常にもったいないです。
面接で聞かれる質問は、インターネットで調べられます。想定質問をできるだけ知り、いかなる問題が来てもいいように準備をしておきましょう。
仕事が忙しく、練習ができない人もいると思いますが、お風呂に入っている時間や寝る前の10分間でイメージトレーニングをしましょう。
⑥転職を成功させる秘訣

転職を成功させるには、応募する会社のことを研究し、想定質問に答えられるように準備をしておきましょう。
そして面接官の立場になって、どういう人を採用したいかを考えましょう。
応募する会社のホームページを見て、会社のカラーやどういう人材を求めているのかを調べてください。
例えば、スポーツジムのマネジャーとして、あなたはインストラクターを採用します。あなたならどういう人を採用しますか?
①長年スポーツをやってきたマッチョな人
②体重が100キロオーバーの太っている人
もちろん①のマッチョな人を採用した方がスポーツジムのスタッフとしてふさわしいですよね。
ダイエットしたいからジムで運動しているのに、トレーナーが自分より体重が重い人だったら説得力に欠けますね。
面接では、会社がどのような人材を求めているのかを考え、そして会社のカラーに染まりましょう。
転職をお考えの方は、こちらからお問合せください。
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