この記事では面接で実際に聞かれる質問や、面接で伝えるべき文章の作り方、例文が見れます。日本での就職や、転職の面接の準備にとても役立つので、何度も何度も読んでください。
転職をお考えの方は、こちらからお問合せください。
①面接の流れについて

まず、面接の流れを知っておきましょう。
初めに、面接官が会社について、そして担当する仕事についてなどを詳しく説明します。
これまでの経験と仕事内容はマッチしているのか?会社に上手く馴染めそうか、などを確認してください。
次に、面接官が様々な質問をしてきます。質疑応答をする中で応募者のキャラクターや、会社のカラーに合っているかを確認します。
これまでどういうお仕事をしているのか、そして前職の経験について、など仕事に関する質問がメインとなります。面接官はそのポジションと応募者の経験やスキルがマッチしているかどうかを確認します。
これまでの経験や、会社にどう貢献できるかを伝える準備をしておくとよいですよ。
初めて日本で面接を受ける、もしくは、どう準備したらいいのかわからない外国人の方は、まずはこちらを見てから次に進みましょう。
②面接は日本語のテストと同じ

面接は、会社と応募者がマッチしているかを確認する場です。
面接官の質問に完璧に答えるゲームではありません。応募者自身も会社を選ぶ権利があります。この会社に入るとスキルアップできるのか、5年後も働いているのか、など想像してください。
「入社したい!」という思いが強ければ強いほど緊張してしまい、上手くアピールができなくなるので、面接ではリラックスしましょう。
また、面接で嘘をついたり、経験などを盛って話すと入社後に苦労したり、入社してもすぐに退職してしまうこともあります。
面接は応募者のこれまでの経験やスキルが会社のポジションとマッチしているかを確認するためじゃないの?と思われるかもしれません。
ですが前職での経験やスキルは履歴書を見ればある程度想像することができますが、日本語能力やコミュニケーション力、そして性格などは直接会って話さない限りわからないのです。
そもそも書類選考に合格した、ということは応募者の経験やスキルが十分で、あとは直接会ってみてから採用する、しないを決める、という段階まで来ています。
書類選考に合格したということはスキル面では合格なので、次のステップは日本語試験(面接)と思ってください。
③自己紹介

面接で必ず聞かれる4つの質問をご紹介します。
面接ではこの4つの質問を掘り下げて聞いてきます。なぜ仕事を変えたいのか、なぜこの会社で働きたいのか、自身のスキルを活かしてどう会社に貢献するのかを詳しく説明できるように準備しましょう。
① 自己紹介
自分のこれまでの経歴を簡単に伝える。
② 転職理由
なぜ会社を変えるのか、今の会社ではそれは実現できないのか。
③ 志望動機
なぜ他の会社ではなく、この会社に入社したいのか。
④ 活かせる知識・経験
これまでの経験をどう会社に活かすのか。
自己紹介では次のように質問されます。
自己紹介では、以下を含んで文章を作りましょう。
(1)自分の名前
(2)出身国
(3)母国での経験(どういうお仕事をしていたのか)
(4)日本での経験(今は何の仕事をしているのか)
以上の4つを伝えましょう。母国での大学でどういうことを学んだのか、趣味や好きな日本の文化など仕事に関係ないことは伝えないようにしてください。
短すぎず、長すぎずが肝心です。だいたい1分くらいにまとめると良いです。
面接が始まったらまずは面接官に時間を作っていただいたことについて感謝を述べましょう。
自己紹介の前に、必ずこの文章を伝えるように気を付けてください。
(1-2))名前と出身国を次のように伝えます。
(3)次は母国での職務経験を伝えます。母国では何年間、どのような仕事に携わってきたのかを簡潔に伝えましょう。
(4)最後に、日本での仕事について伝えいます。現在どのような仕事をしているのかについて簡潔に述べましょう。
伝え終えたら【よろしくお願いいたします。】で締めくくりましょう。
よろしくお願いいたします=以上です。という意味です。
④転職理由

転職理由を聞く目的は応募者が1年以内で退職しないかを確認します。転職の理由としては、スキルアップしたい、キャリアアップしたいなど、ポジティブな理由を伝えましょう。
転職理由の例です。
転職理由はこれまでの経験を活かして、入社後どう活かすかを伝えます。現職の不平不満は絶対に言わないようにしましょう。
面接官は応募者が現在の仕事や、給料に不満があるので転職したい、ということを十分に理解しています。不満が無ければそもそも転職する必要はありません。
不満ばかり言うと、新しい会社で同じことが起きたらすぐに辞めてしまうのでは?と不信感を抱かれて不採用となりますので気を付けてください。
転職理由では次のように聞かれます。
次に転職理由の作り方をご紹介します。この順番で転職理由を伝えましょう。
(1)転職の理由
(2)転職理由について詳しく説明する
(3)今の会社で働けない理由を伝える
(4)もう一度転職理由を伝える
(1)まず、結論を先に伝えましょう。転職理由を簡単に説明してください。
(2)次に、その理由についてさらに詳しく説明します。
(3)今の会社を辞めなければならない理由を伝えます。会社を辞めないとあなたのやりたいことはできないのか、などを伝えます。
(4)最後に、結論です。理由をもう一度伝えます。
転職理由のおさらいです。転職理由は次の4つを伝えるだけです。
① 転職の理由
② 転職理由について詳しく説明する
③ 今の会社で働けない理由を伝える
④ もう一度転職理由を伝える
この順番で話を進めていきましょう。
⑤志望動機

志望動機で面接官が確認したいことは、応募者が他の会社ではなく、なぜこの会社に入社したいのか、です。応募する会社のホームページを見て、この会社じゃないといけない理由を考えましょう。
志望動機では次のように聞かれます。
志望動機の作り方をお伝えします。次の順番で志望動機を伝えます。
(1)入社したらどんな仕事に携わりたいか
(2)その理由を詳しく伝える
(1)まず新しい会社で達成したいことを伝えます。
(2)次に、その理由を詳しく伝えます。
⑥活かせる知識・経験

ここでは面接官にこれまでの経験をどのように活かせるか、過去の職務経験やスキルで何ができるのかを伝えます。具体的にそして簡潔に伝えます。
活かせる知識・経験では次のように聞かれます。
活かせる知識・経験はこの順番で伝えましょう。
(1)これまでどういうお仕事をしてきたのかを簡単に伝える
(2)その経験をどう活かすかを説明する
(3)最後に意気込みを一言
あなたの経験と知識をどのように活用できるかを伝えします。この順番で文章を書いてください。
(1)まず、これまでの経験や能力(使えるツール・言語など)を伝えます。
(2)次に、その経験をどのように活かすかを伝えます。
(3)最後に、意気込みなど一言何か伝えます。
⑦内定を取るためのアドバイス

①面接で使う日本語を勉強する。
前述したように面接官は、応募者と経歴などについて会話をしながら応募者の日本語能力を確認してきます。
日本人とコミュニケーションが取れるかが重要です。面接官の質問をしっかりと聞き、正しく答えましょう。質問の答えになっていない回答はしないように心がけましょう。
質問が分からなかったらもう一度聞いてください。質問を理解せず、的外れな回答をすることはNGです。
質問を聞き返すことはいいですが、何度も聞き返さないようにリスニングに集中しましょう。面接官が話した単語を読み取り、面接官が言いたいことをある程度想像しましょう。
②面接で言う文章を覚えずに、できるだけ自分の言葉で伝える。
面接で言う文章を作
って準備することはとても大切です。でも暗記はしないでください。なぜなら面接中はとても緊張するので、暗記した文章を忘れてしまうからです。
文章を忘れてしまうと、頭が真っ白になって慌ててしまいます。そうなると結局何を言いたいのかわからなくなります。
なので極力自分の言葉で伝えましょう。
③自信を持ってハキハキと話す。
面接では面接官とアイコンタクトを取り、ハキハキと答えます。
面接官は応募者が社交的で、自身の意見をはっきり伝えられるかどうかをチェックしてきます。笑顔が無く、暗い表情でもごもご話すのは避けましょう。
以上が面接で内定を勝ち取るテクニックです。この記事を見ながら面接で伝える文章を考えましょう。
また面接練習は何度もしましょう。日本語がネイティブな日本人ですら10回以上面接練習をします。練習をした回数だけ内定率も上がります。
面接頑張ってくださいね。
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